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踏み込み足を身に付ける方法

踏み込み足を身に付ける方法

こんにちは。
森本剣道塾 森本です。

剣道を始めたばかりで踏み込み足が上手くいかない・・・。
もっと足を出せと言われても出せない・・・。
どのように指導したら良いか分からない・・・。

そんな方はこの記事を最後まで読んで踏み込み足をマスターしてください(^^♪

      ポイント

      ・膝を出す
      ・膝と足は垂直
      ・最初は足を上げて踏み込む
      ・動作を分けて練習する

        この記事を読んで得る事

        ・踏み込み足ができるようになる
        ・練習方法が分かる
        ・指導方法が分かる

          目次

          ・踏み込み足とは?
          ・なぜ踏み込み足をするのか
          ・膝を出す
          ・腰を出す
          ・練習の順序
          ・練習方法
          ・まとめ

              踏み込み足とは?

                そもそも踏み込み足とは何なのかを解説します。
                剣道においての踏み込み足は打突の際に床を踏むことを言います。

                現行の試合・審判規則における有効打突は、「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする」(第12条)と規定されています。
                また、指導の場面では、「気・剣・体」の一致した打突が有効打突であると指導される方も多いと思います。
                その気・剣・体の一致については、「気は打突の意志とその表現である掛け声、剣は竹刀、体は踏み込む足と腰の入った姿勢をそれぞれさし、三者が打突時に一致すること」と『幼少年剣道指導要領』に記されています。

                これらのころから踏み込み足は打突際に必要不可欠であることが分かります。

                  なぜ踏み込み足をするのか

                    踏み込み足をする理由は大きく分けて二つあります。

                    1.打突が強くなる

                    打突を強くなる理由は正しく踏み込むことで腰が入り、体重や前進する勢いが剣に伝わるので結果打突が強くなります。
                    手だけで打突するのと「バン!」と踏み込んで打突するのでは体重の乗り方が違うのが分かりますよね?
                    また、踏み込みの影響で腕に力を入れずとも振りが速くなり打突が強くなります。

                    2.打突後の体捌きを容易にする

                    踏み込み足は打突を強くする効果があることばかり目立ちますが、正しく踏み込むことで後ろ足(蹴り足)を自然と引き付けることができます。
                    後ろ足を自然に引き付けることできるため、打突後の移動や二の太刀への移行を容易にすることができます。
                    遠間合いから無理やり飛んで打突すると姿勢が崩れてしまい、強引に後ろ足を引き付けなければなりませんが、腰の入った踏み込み足は姿勢が崩れずに床を踏み込んだ反動で後ろ足が元の位置に戻ろうとして自然と前に出ます。
                    助走して上にジャンプした時に自然と両足が揃いますよね?

                        膝を出す

                          踏み込み足を教えてもらう時に「足を出せ」と言われたことないですか?
                          間違ってはいませんが、足を出す意識が強いと足が上がってしまい、踏み込む位置は戻ってきて手前になってしまいます。
                          また、膝が伸びている状態になりやすくそのまま踏み込むと膝を傷めることもあります
                          そこで踏み込み足をする際に意識するのは「膝を出す」ことです。
                          膝からかかとは垂直になるようにします。
                          初心者は膝より足が前にいきがちですので鏡を見て膝とかかとが垂直になって着地しているか確認してみましょう。

                            腰を出す

                              腰を出すことはよく言われますよね?
                              腰を出す=腰を入れる
                              これができると上半身を真っすぐ保つことができ、下半身は力みなく自由に動くことができます。
                              また、腰を先に出すイメージで踏み込む事で無駄に足が上がるのを防ぐことができ、前足をすり込むように出すことができます。
                              これらのことから、体重移動が正しく行うことに繋がり、自然と踏み込みが強くなります
                              最初は音を鳴らそうと何回も力で踏み込もうとするのですが、実は腰の移動をすることで足の出し方、着地が変わりで音が出るようになります。

                              大人の初心者(初めて週1回1時間を3か月程度)の方が膝を出すようにして激変しました。

                                YouTubeをご覧ください。

                                    練習の順序

                                      初心者が踏み込み足を身に付けるためにオススメ順番をご紹介します。

                                      1.正面素振りで体の使い方を身に付ける。

                                      まずは手足の連動をさせます。一挙動でできるようにしましょう。

                                      2.手は無しで右ひざを上げてから踏み込む

                                      足だけで少しだけ膝を上げて膝から前に出します。

                                      3.距離を伸ばす(姿勢が崩れず、膝とかかとが垂直な状態)

                                      慣れてきたら少しずつ距離を伸ばします。ラインなどを引いてあげると良いです。

                                      4.手と膝をを先に挙げて打突と踏み込み

                                      先に挙上してから踏み込みます。この時踏み込みと手が同時になるようにします。

                                      5.膝を先に出して足をすり込むように踏み出す。

                                      4と同じように準備をして膝から動きだします。

                                      6.構えの状態から膝、手の順番で動き、踏み込みと手を同時にさせる。

                                      5を構えた状態から行えるように練習します。

                                      7.竹刀を持って踏み込み

                                      4~6を実際に竹刀を振りながら行います。この時、最初は空間打突ではなく、竹刀などに打ち込むとやりやすいです。

                                      8.反復練習

                                      スムーズにできるまで反復練習!慣れたら小手を着けたり、面を着けた状態で行いましょう。

                                        練習方法

                                        自分一人でも練習ができます。
                                        素振りの際に踏む込み足の素振りがオススメです。
                                        右足を出しながら振り上げ踏み込みと同時に打突をします。
                                        左足は残したまま、姿勢を崩さずに行うようにしましょう。
                                        踏み込みに必要な筋力トレーニングにもなりますので自宅でもオススメです。

                                          YouTubeをご参考ください。

                                          まとめ

                                          いかがでしたでしょうか。踏み込み足は足を出すのではなく、膝・腰を出すのが大切なのが分かったと思います。
                                          個人練習や指導にご活用ください。
                                          森本剣道塾では子どもはもちろんのこと、大人の初心者の方も多数いらっしゃいます。一人一人と向き合って一番合った指導を行っていますので上達も速いです。気楽に長く続けれる環境ですので良かったら体験にいらしてくださいね☆彡
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