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答えを引き出す3つのスキル

答えを引き出す3つのスキル

こんにちは。
森本剣道塾 森本です(*^▽^*)

こちらから指示(答え)を出すと子どもの思考は停止して指示待ちになってしまいます。
子どもに考えさせようと質問をしてみたのは良いけど、なかなか答えが返ってこない時が多いですよね?
そんな時に使えるスキルを3つご紹介いたします。

    3つのスキル

    ・提案
    ・リクエスト
    ・許可

     

    この記事では3つのスキルを詳しく解説するので最後まで読んで子どもの育成に役立てて下さいね。

      この記事で得る事

      ・子どもの考えを引き出せるようになる
      ・3つのスキルが使えるようになる

        目次・3つのスキルとは
        ・提案
        ・リクエスト
        ・許可
        ・まとめ

          3つのスキルとは

          指導者や親が子どもに質問をしても返答に困っている時ってありますよね?
          そんな時に使えるスキルが「提案」「リクエスト」「許可」です。
          この3つのスキルを活用することで、子どもの自発性を尊重しながら、子どもの答えを引き出すことができるようになります。

          「提案」とは、こちらの案を提示するだけ。
          つまり、指示はせずに実際に決断をするのは子ども自身になります。

          「リクエスト」とは、期限などを設定して行動を明確にします。
          例えば「~中にやってみようか」など指示ではなく本人にやるかどうかを決めさせます。

          「許可」とは、質問・提案・リクエストをする前に子どもに許可をもらうことです。

          これらを理解せずに行うと効果が無いので詳しく解説します。

            提案

            「提案」は、こちらの案を提示するだけです。
            質問をしてしばらく答えが返ってこない時に使うスキルになります。

            質問の方法はこちらを参考にしてください。

            実際に選ぶのは子ども自身になり、「自ら選んだ」体験が、子どもの自発性を引き出します。
            気を付けなければならないのは、指示にならないようにすることです。
            指示は命令のように「~しなさい」など決まっている行動を伝えています。
            提案は選択できるように質問し、行動するかしないかは本人が決めるようにします。
            提案と指示の違いは行動を誰が決めるかです。

            提案の会話例

            大人

            ~してみたらどう?

            子ども

            嫌だ

            大人

            じゃあ~してみたらどう?

            子ども

            うん。やってみる

            他にも、何個か選択肢を提示して選ぶ方法もあります。
            どれをしたら良いかな?
            「1.~する。2.~する。3.~する。」
            この方法も提案になります。

            コツは
            子どもが自分で考えるにはどうすれば良いか」と考えることです。

              リクエスト

              目標を見つけ行動を始めたいけど、一歩が踏み出せない時に背中を押すために使うのが「リクエスト」になります。
              期限や区切りをこちらで設定してあげて本人の行動をより明確にして一歩を踏み出しやすくしてあげます。
              提案のスキルと似ていますが、違います。
              提案は「こんな方法もあるけどどう思う?」と目の前に答えを置き、取るか取らないかは本人次第のイメージですが、リクエストは「この方法を試してみて」と答えを握らせるイメージです。
              指示命令のように感じますが、リクエストは行動の主体は本人にあるので強制的ではなく、本人が決めたことを応援する形になります。

              会話の例

              大人

              今週中に~してみようか

              子ども

              ~までに~できるように頑張る!

              大人

              終わったらどうだったか教えてくれる?

              子ども

              分かった!やってみる!

              指示命令は強制的に「~までに~しなさい」ですがリクエストの場合はどのように行動をするかは本人が決めている状態で期間だけ提示しています。
              全てを強制している指示命令とは違うのが分かりますよね?

              ポイントは行動を決めていて、一歩を踏み出せない状態で行動しやすように期間などを提示することです。
              私はあなたが決めたことを応援しているよ!という気持ちを持ちましょう。

                許可

                提案とリクエストは一歩間違えると指示・命令と受け取られかねない要素があります。
                そこで、許可を使って相手を尊重する意味を込めて事前に言葉かけをして許可を得ます。

                「提案があるんだけど、伝えてもいいかな?」
                「一つ気付いたことがあるんだけど言っても良いかな?」

                このようにいきなり「~してみたらどう?」と言葉をかけるのではなく、許可を得て言葉をかけることで相手は受け入れる準備をすることができます。
                お互いの関係性がよほど悪くない限り、許可を得る事ができると思います。
                信頼関係をしっかりつくりましょう。
                こちらの記事を参考にしてください。

                もし、許可を得る事ができなければ焦らずに違うアプローチを考えていきましょう。また信頼関係を向上させることも必要です。

                    まとめ

                      いかがでしょうか?
                      相手を尊重することを大切にして接していくには許可が効果的です。
                      今まで嫌々行動していた子供たち等が不思議と自分から行動するようになりますよ。
                      ぜひお試しください。

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