こんにちは。
森本剣道塾 森本です。
目標をすぐ答えれる人ってなかなかいませんよね?
子供だとなおさらです。
目標や目的がなければ「やらされている」と感じてしまい、モチベーションは大きく下がってしまいます。
自分で決めた目標であれば、モチベーションが良い状態で達成まで取り組むことができます。
でも、それができれば苦労しない・・・。
そこで今回は子供に目標を聞きだす方法や目標設定の5つのポイントをご紹介します。
5つのポイントとは
・目標の先にある目的について考える
・自分の中になる目標に気付くまで考え抜く
・自分の行動や変化、成長を目標にする
・今までの体験から目標を引き出す
・目標を継続的に確認することで、行動が目的にならないようにする
この記事で得る事
・目標聞きだすことができる。
・目標設定のポイントが分かる。
・目標を聞い出してみよう
・目標設定の5つのポイント
・個性を尊重しよう
・質問の仕方
・まとめ
目標を聞きだしてみよう
日頃のコミュニケーションで子供との信頼関係を気付くことができれば、目標設定をすると効果的です。
コミュニケーションの取り方はこちらを参考に
目標とは、夢・目的に向かっていく過程のことです。高速道路でいうとサービスエリアです。
「目的地に到着するまでに次の休憩は○○まで行こう」と決めることありますよね?
そのポイントが目標になります。
夢(日本一周)・目的(東京までいく)・目標(何月何日何時までに名古屋まで行く)
この目標部分を聞き出します。
そのためには、【夢・目的】をはっきりと認識してもらう必要があります。
認識できていると、そのためにどうすれば良いかとういう目標を立てることができるからです。
なかなか目標を言えない子には、【夢】を聞いてみてみてください。
「将来お仕事何したい?」などでも良いです。
答えが返ってきたら、「じゃあそれになるために、なにしたよ良いかな?」
と漠然とした質問から具体的に聞いていくと子供たちは自然と考えて言葉を発してくれます。
注意点として2つあります。
1つ目は、「目標を設定しましょう」と問いかけた後にすぐ返ってきたときは注意が必要です。
これは、人から強制された夢だったり、目標を理解していない状態で漠然とした(夢)内容になっていることが多いです。
問いかける方もいきなり「目標を設定しましょう」と言わないようにしましょう。
2つ目は、「目標は十人十色」効果的な目標は人それぞれです。
数字を出して明確にしたらやる気が出る子・時間だけ決めれば良い子・抽象的に「こうなると最高」と考える方が良い子など正解はありません。大人の勝手な常識にはめるのではなく、子供のための目標を設定できるようにしましょう。
目標設定の5つのポイント
5つのポイントとは以下のとおりとなります。
1つずつ説明しますので理解を深めましょう。
・自分の中になる目標に気付くまで考え抜く
・自分の行動や変化、成長を目標にする
・今までの体験から目標を引き出す
・目標を継続的に確認することで、行動が目的にならないようにする
目標の先にある目的について考える
先ほども少し述べたとおり、目標だけ考えても目標は決めれません。
あくまで、先にある目的のために今何をクリアするべきかを決めることが大切です。
大きなゴール(夢)や途中のゴール(目的)あるからこそ到達までの過程(目標)を考えることができます。
目標だけ考えて行動するといつの間にか違う道に行ってしまいますので注意しましょう。
自分の中にある目標に気付くまで考え抜く
「諦めたら終了です」指導者や親が子どもが目標を見つけるように行動しても子どもは途中で諦めてしまうことがあります。
当然です。新しい事に挑戦すること(目標を考えること)はとても勇気がいります。大人でもできる限り波風立てないように生活しますよね?
大人にとっての波と子どもにとっての波は感じる大きさは全く違うことを忘れてはいけません。
小さな目標でも一緒に考え抜くことが大切です。
コツコツと頑張りましょう。
自分の行動や変化、成長を目標にする
数字で表せないものってたくさんありますよね?
確かに数字で表すとかんたんですが、そもそも数字は自分ではない他の人が評価しやすくするためにあります。
他人目線で作られた基準です。
成長や行動の変化は個々で違うため、個人それぞれに合った目標にすることができます。
また、行動や成長の目標を達成すると褒められた時の嬉しさは大きくなります。
なぜかというと、「自分の存在」を褒めることになるからです。
今までの体験から目標を引き出す
子どもが体験したことから目標を引き出しましょう。
例えば
「靴ひもがほどけたからかけっこ負けた」
の反省から
「走る前にもう一度靴紐をしっかり結ぶ」
など簡単なことでも良いので過去の自分の体験から目標を見つけていきましょう。
この方法は、子ども自信が悔しい思いなどをして心に残っているため、目標が見つけやすくモチベーションが上がり、行動しやすくなります。
それでも子どもが見つけ出すことができなければ大人の経験を話してあげても良いかもしれませんね。
目標を継続的に確認することで、行動が目的にならないようにする
今何を目標に行動しているか、現在地はどこか、最終目的は何なのかを定期的に確認しましょう。
なにもしなければ、いつの間にか目標を達成していたり、何のために行動しているか分からなくなったりします。
大人でもありますよね?
もしかしたら目標が高すぎたかもしれませし、低すぎたかもしれません。
都度状況を確認して最終目的に向かって目標・行動を設定していきましょう。
注意点は子どもなりの道を歩いていることがあるので、大人の勝手な常識を押し付けないようにしましょう。あくまでサポートです。
個性を尊重しよう
個性を尊重した目標を設定するように心かけましょう。
先ほども少し述べましたが、目標は「十人十色」です。
数字を出して明確にしたらやる気が出る子・時間だけ決めれば良い子・抽象的に「こうなると最高」と考える方が良い子など正解はありません。大人の勝手な常識にはめるのではなく、子供のための目標を設定できるようにしましょう。
大人も子供も毎日頑張っています。
人によって頑張ると感じるラインは違います。
目標も同じです。
効果的な目標を設定するために個人と向き合ってその子にベストな目標を引き出せるようにしましょう。
質問の仕方
引き出したい内容によって質問を使い分けましょう。
いくつかご紹介します。
目標・目的を引き出す
「どういう状態になれば良いかな?}
「何のために目標を達成するの?」
「何を解決しいかな?
「どうなりたい?」
「何を達成したい?」
達成感の経験に焦点を当てる
「何をしている時に充実感があったかな?」
「時間を忘れるほど熱中したことある?」
「これだけは譲れない!と思ったことはあるかな?」
本当に叶えたい目標かどうか確かめる
「どうしてその目標を達成したいのかな?」
「その目標を達成するのにあなたの人生でどのくらい重要かな?」
「その目標について、どのくらい時間を割いて考えれるかな?」
「目標を達成したら次はどんな目標にしたいかな?」
自分で決めた目標に責任を持って取り組む
「その目標の先には何があると思う?」
「あなたがたどり着きたい目的につながりますか?」
あくまで例です。
個人によって言い回しや違う言葉の方が効果的な場合もありますので色々と試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもが本当の目標に気付くまではとても時間がかかることもあります。指導者や親は広い心を持って焦らずに一緒に考え抜くことが大切です。
今回、大切な5つのポイントと質問方法をご紹介しました。まだ遅くはないので色々試してみてくださいね。
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