こんにちは。
森本剣道塾 森本です(*^▽^*)
「コーチング」って聞いたことがありますよね?
職場、育児、指導などでよく耳にするのではないでしょうか。
コーチングは質問をするだけではなく、ある目標を達成するまで基本プロセスに沿って本人に考えてもらうことで、思考が整理され、問題解決や目標達成に繋げていきます。
その基本プロセスとは
・環境を整える
・目標・目的を明確にする
・現状を把握する
・ギャプを埋める行動を考える
・具体的な行動を計画する
・結果を振り返る
この5つのプロセスを基準として行うことで、目標達成に近づきます。
この記事ではこの5つのプロセスについて説明していますので最後まで読んで理解してくださいね。
この記事で得る事
・5つのプロセスを理解できる
・目標達成に近づく
・指導が上手くなる
・目標・目的を明確にする
・現状を把握する
・ギャップを埋める行動を考える
・具体的な行動を計画する
・結果を振り返る
・注意点
・まとめ
環境を整える
環境を整えるとは、準備のことです。
まずは相手の警戒心を解き、信頼関係を築きましょう。
その後、コーチングを受けたい理由(指導を受けたい理由)を把握して、子供(相手)が望むテーマでコーチングしていきます。
目標・目的を明確にする
相手が達成したい目標や目的を具体的にします。
このプロセスは明確な目標に向かってコーチングを行っていくためにとても重要なプロセスです。
目標・目的が曖昧だと、コーチングをする側、受ける側ともブレてしまい、最初の目標とは関係ない道にいってしまうことがあります。
相手の話をしっかりと聴き、的確な質問をしていきましょう。
現状を把握する
このプロセスが抜けていることが良くあります。
自分が決めた目標に対して自分がどの位置(状況)にあるかを明確にします。
現在地と目的地を確認してその間の距離や道のりを考えて明確にしていきます。
ノートに書きだしてみると分かりやすいです。
目的地(目標)と現在地を書いてその間にどのような障害があるか、どのような方法で改善できるか、どのような道のりが最短かなどノートに図でも良いので書き出してみましょう。
ギャップを埋める行動を考える
目標と現状を確認すると自分とのギャップが明らかになります。
そのギャップを埋めるために必要な行動を探る質問をして考えさせます。
例えば
・目標は県大会優勝なのに市でも優勝できていない。
・強くなりたいのに練習に行ってない。
・身体を大きくしたいのにご飯を残す。
など、目標に対して自分が行動していないことを見つけます。
具体的な行動を計画する
ギャップを埋めて、目標に向けてどうのように行動するかを具体的に計画します。
日・時間・内容などを出来る限り細かく計画すると良いです。
ここで注意点は相手に考えさせることです。
指導者やコーチはどうしても自分が正しいと思うことに誘導してしまいます。
失敗しても良いので、相手が考えたアイデアを信じましょう。
結果を振り返る
行動計画を実行した結果を評価します。
一緒に振り返って目標達成できたかを考え、できたら次のステップへ、できなかったらまた現状の把握から考える事を繰り返します。
指導者で忘れてしまうのは結果に対しての過程の評価です。
何が原因だったのか、何で成功したのかをしっかりと評価していきましょう。
注意点は先ほどと同じように相手に考えさせ、行動させることです。
指導者が思いつかない原因を見つけ出すかもしれません。
注意点
このプロセスを行う中で「相手が考え、行動する」を徹底してください。
目標に対しての行動に正解はありません。
一人ひとり感覚、考え方、身体など違うため、本人が気づかなければ意味がありません。
指導者の目標は「自ら考え、行動させる」ことです。
また、5つのプロセスは必ず順番とおりに行うわけではありません。
順番が前後しても良いので根気強く行うことが大切になります。
プロセスを意識して行うだけでも、相手と指導者(コーチ)の脳を整理することができ、相手が自ら行動に移すことに繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どのプロセスも目標達成に欠かせません。流れを意識することは大切ですが、無理に誘導するわけではありません。相手の個性に合わせて臨機応変に行いましょう。
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