こんにちは。
森本剣道塾 森本です(^^♪
子供たちは日頃の生活の中で質問されて答える内容は「現在の常識」「正解」を求められる機会が多いです。
これは、日常で大人も使っている質問のほとんどが「こちらが知りたい事を聞く」になっているのが影響しています。
今、この記事を読んでくださっている方も、質問で考える力を引き出す方法の答えを求めていますよね?
質問は答えを見つけるだけではありません。少し意識すれば相手を引き出すとてつもないフックとなります。
質問の方法としては、
・限定的質問と拡大質問を使い分ける
・広い質問から具体的な質問に移行する
・肯定的質問と未来的質問を組み合わせる
になります。
この記事を読んで相手を引き出していきましょう!
この記事を読んで得る事
・質問の方法が分かる
・質問で考える力を引き出せるようになる
・相手がやる気になる
目次
・自分で考える習慣づくり
・限定的質問と拡大質問
・広い質問から具体的な質問
・やる気を引き出す質問
自分で考える習慣づくり
子供が自分の考えを述べるようにするには、日頃から子供自身が自分で考える習慣をつくる必要があります。
たとえば学校の準備を一方的に指示するのではなく、「明日の予定は?」「何を持っていけば良いかな?」「今日何をしておけば良いかな?」「宿題できたら何する?」などスケジュールなどを質問で明確にしていきます。
こちらが指示をして準備をさせて方が早いように思えますが、これではいつもでたっても支持が無いと動けません。
現代社会人に多いと思います。
質問をして自分で考える習慣がつくと、いつの間にか自分で考えて行動しようと自主的になっていきます。
限定的質問と拡大質問
限定的質問とは、「はい・いいえ」で答えれる質問となります。
例えば、「宿題した?」「歯磨きした?」などになります。
拡大質問とは、「今日の宿題は何からやっていく?」「寝る前になにする?」など「はい・いいえ」では答えられず少し考える必要がある質問となります。
最初は限定的質問で答える習慣をつけ、慣れてきたら考える必要がある拡大質問に移行していくと良いですよ(^^♪
広い質問から具体的な質問
広い質問とは「将来どうなりたい?」など選択肢が多く、ふんわりとした質問です。
具体的な質問とは「何を・いつまで・どのように・どのくらいまで」など終点を絞る質問となります。
広い質問から具体的に質問することを「チャンクダウン」と言います。
少し例を紹介します。
将来何になりたいか質問した会話です。
将来なにになりたい?
警察官になりたい!
何歳までになりたい?
20歳!
じゃあ20歳までに何をしたら良い?
お勉強!
お勉強は具体的にどうする?
毎日宿題とプリント一枚やる!
良いね!いつからやる?
今日から!
いかがでしょうか?
将来どうなりたいか?から段々と現在できる事まで具体的になっているのが分かりますよね?
これがチャンクダウンです。
将来の夢を聞く方は多くいらっしゃいますが、具体的に「今」なにをすべきかを考えさせ行動させなければ意味がありません。
チャンクダウンを活用して今やるべき事を子供たちに考えさせ行動させていきましょう(^^♪
やる気を引き出す質問
質問で大切なのは対話を通して子どもの自発性を引き出し、行動させることです。
行動するには「やる気」がないといけませんよね。
そこでやる気を引き出すコツを紹介します。
例えばお皿を運んでいて割ったとします。
子供が失敗した時に「こら!何で割ったの!?」と否定と過去の質問をするのではなく。
「お手伝いありがとう!助かるよ!次お皿を割らないようにするにはどうしたら良いかな?」
と肯定と未来を質問します。
ポイントは「あなたの意見を聞きたい」と示すことです。
注意点は「なぜ」「どうして」を使わないことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
質問を少し変えるだけで子供たちは大きく変化します。最初は上手に質問するのは難しいですが、少しずつ取り入れてみてくださいね(*^▽^*)
こちらの本を参考にしてみてください(^^♪
子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫) [ 菅原裕子 ]
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